今、4月の展示会に向けて、秋冬の新作の製作を始めているところです。
実際に製作する物質的な時間はもちろん大切なのですが、いろいろ試行錯誤したりする中で、気分転換に、全然違うことをするのも、実はとても大切な気がします。
昨年の夏、フィンランドのヘルシンキの街を訪れました。空港から、街に向かう途中にも、町に中心部の公園にも、緑がたくさん溢れ、夜になっても明るい中、みんな楽しそうにピクニックをしている様子がとても和やかで印象的でした。
中心部から20分ほどバスに乗り、訪れたセウラサーリ島は、屋外民族博物館になっていて、歩いて森の中を回りながら、各地から移築された伝統的な建物、教会や、お店や、邸宅、農家の家など見ることができます。建物の中には、伝統的な衣装で、店番をしている女性が編み物をしながら番をしていたり、家具や食器や衣類が飾ってあったりと、当時の様子を感じられてタイムトリップしたような気分に。
みなさま、いつもありがとうございます。
昨年は、改めて色々なことを考え、価値観が大きく変わる1年であった気がしています。今年も、平穏に過ごせる毎日に感謝をしつつ、マイペースに帽子製作を続けていきたいと思っております。
2012年がみなさまにとって穏やかで素晴らしい年でありますように。