アトリエショップ始まりました!
初日から、たくさんのお客様にご来店いただき本当にありがとうございます!
今回、アトリエショップのご案内と一緒にお送りさせていただいたカタログを見て、帽子を見るのを楽しみにご来店いただき、カタログ製作してみて本当に良かったなと思っています。
4月から大学生になる娘さんと一緒にご来店いただき、それぞれお気に入りの帽子を見つけていただいた素敵な親子のお客様。
以前、購入しそびれてしまった帽子をオーダー出来てとても喜んでいただけたお客様。
どうもしっくりくる帽子が見つからないというお悩みがあり、いろいろ試されて納得できる帽子を見つけていただけたお客様。
それぞれのお客様とゆっくりお話ししながら、初めて購入していただいた時のエピソードや、愛用されている帽子についてもお伺いできたり、とても楽しい時間でした。
実際にお客様にお会いして、帽子を喜んで選んでいただけるその場に立ち会えることは、本当に嬉しいこと。
帽子を作っていて良かったなと思える幸せな瞬間です。そして、お客様とお話する中で、色々な気づきがあり、でまたこんな帽子を作ってみたいという気持ちが生まれます。
昨日は蕾だったアトリエの桜の花も今日、開花し始めました!
桜も開花し始めて、本当に1年の中でも気持ちがウキウキする良い季節ですね!
26日金曜日まで開催中です。
みなさまのご来店こころよりお待ちしております!
期間限定! SEPT BLEUS アトリエショップ vol.2
〈日時〉 2021年3月20日(土)~26日(金) 7日間
〈場所〉東京都文京区小日向2-27-6
(ご予約いただいた方には、地図お送りいたします)
東京メトロ 有楽町線 江戸川橋駅より徒歩7分
丸ノ内線 茗荷谷駅より徒歩11分
〈予約時間〉
①11:00~12:00
②12:00~13:00
③13:00~14:00
④14:00~15:00
⑤15:00~16:00
ご予約ご相談は お問い合わせ https://septbleus.shop/inquiry または 電話050-7124-7743 (受付時間10:00~16:00) まで
日々の生活で一番大切なこと。それは穏やかな気持ちを保つこと。
定番で製作している「peace of mind」という名前の帽子があります。アンバランスなブリムで色々な表情を楽しめる帽子です。小さな日常のアンバランスさも楽しみながら穏やかな気持ちで過ごしていきたいものです。
改めて一つ一つの帽子にじっくりと向き合い楽しみながら製作しました。
かぶり心地が良く、普段にも使えてちょっと楽しい気持ちになる帽子。
いつも、そんな帽子を作りたいと思っています。
シンプルな帽子に、風にそよぐ長いリボン。ふとそんなイメージが浮かび、長いリボンがアクセントの帽子を作りました。いわゆるかわいらしすぎるリボンはあまり得意でないので、甘すぎない大人のリボンのイメージです。
今シーズンのモチーフは大好きなシロツメクサ。
シロツメクサは子供の頃から、親しんできた身近にある大好きな花です。幸せのシンボルである4つ葉のクローバーとの組み合わせで、穏やかな気持ちを保つお守りのようなコサージュになると良いなと思っています。
そして、今シーズンは日常使いにも使いやすい、汗をかいても気にせずにかぶれる洗える帽子を提案させていただきました。
機能性素材を使った涼しい帽子、薄手の麻素材で作った帽子、そしてアウトドア製品などにも使われる丈夫で日常使いにも使いやすいSEPT BLEUSらしい洗える帽子を提案させていただいております。
帽子を楽しむ1つのきっかけになってもらえたら嬉しいと思います。
今年は、5月にスパイラルのイベントに加え、新しい場所でのイベントを予定しております。また、昨年始めたアトリエショップも定期的に開催していく予定です。まずは3月の中旬ごろ2回目のアトリエショップを開催する予定です。コロナで世の中の状況がすっかり変わってきている今、改めて、SEPT BLEUSらしい方法を模索しつつ、穏やかな気持ちでみなさんに喜んでいただける帽子を楽しく作っていきたいと思います。
ありがたいことに、ここのところWEB SHOPでは、全国のお客様からのオーダーをいただけるようになってきました。これからもよりWEB上でのショッピングを楽しんでいただけるように、限定商品や、セミオーダー会なども企画していきたいと思っております。また最近は、主にインスタやフェイスブックにて、情報更新しています。ぜひご覧いただければ幸いです。
最近、週に1度お花屋さんで自分のために好きな花を選び、日々花を楽しんでいます。毎日花の変化を見ていると心が穏やかになり、また、毎日の花の変化に改めて新鮮な驚きを感じています。
4歳の息子も「僕、いつもお花があるの好き」と、一緒に花を活けたり、家族みんなで楽しめるのも嬉しいことです。
お花を買ってきて花瓶に活けた後に、毎回きれいだなあという気持ちを伝えたくなり、写真を撮っています。花からイメージする帽子をSMSなどにこれから上げていこうかなと考えている今日この頃です。
色々やりたいと思うこと、少しづつではありますが、ゆっくり楽しみながら進めていきたいと思います。
2011年の震災の時、住んでいた家のバルコニーからミモザが満開でとても心が救われたことを思い出します。
私の中でミモザは、心細かった気持ちに寄り添い、希望を与えてくれました。
花言葉に「友情」という意味もあるようですが、私にとっても友達のように親しみのある花です。
今、これまでの日常がいかに幸せな日々だったのかということを誰もが感じていると思います。
これから先のことが見えない中でも、今の現状を受け止め、自分で考え希望を持って前に進んでいかなければなりません。
これからもみなさんに喜んでいただける帽子を作り続け、また帽子を通して小さな希望を分かち合えることを願いながら今回は帽子を製作しました。
ちょうど、2月、3月に秋冬の新作の製作をしている頃、コロナウイルスの先行きが見えずに不安な気持ちで毎日過ごしていました。
それから時間が経過し自分の中で整理ができて、冷静に受け止めることができるようになり、今は穏やかな気持ちで過ごすことがいかに大切かということ感じています。そして、いつかやってみたいと思いながら、なかなか時間を作れなかったことをできる良い機会と捉えて、前向きに楽しく過ごしています。ゆっくりと帽子に向き合える時間を通じて、また新しい企画を考えていきたいと思っているところです。
今シーズンのモチーフのミモザについては、今季のテーマに書いているので改めて触れませんが、今期は昔から好きな素材、別珍(綿のビロード素材)を使った帽子をいくつか作りました。別珍にも色々な種類があるのですが、光沢が適度にあり高級感もありながら普段使いにもちょうど良い風合いの別珍を選び、素材の良さを活かした帽子を作りました。また、別珍の生地を使って黒、グレー系の生地をパッチワークにしたベレーを作りました。素材合わせの面白さがあり出来上がった帽子の雰囲気がとても気に入ったので、これからもパッチワークシリーズを継続して作ってみたいと思っています。
春夏に引き続きモーブを新色に加え、ダークになりがちな秋冬の色合いのポイントにラズベリー、杢のイエロー、鮮やかなロイヤルブルーを取り入れた帽子を提案しています。こんな時期こそ、明るい色を取り入れて、毎日楽しく装いたいものです。
イベントなどは自粛が多く、皆様にお会いできる機会はしばらくないのは残念です。今シーズンは、いつもよりも新作をご覧いただける機会は少なくなりますが、SEPT BLEUSの帽子たちは引き続きいつもの売り場でご覧いただけます。9月には名古屋の Gallery noivoiさんで合同展覧会に参加いたします。またWEB SHOPの方にも新作掲載する予定です。インスタグラムでも定期的に帽子の紹介しておりますので合わせてご覧いただければ幸いです。
2018AW SEPT BLEUS SEPT BLEUS テーマ
『nuance』ニュアンス
帽子のかたち、素材、色との微妙なバランス。
それはとても小さなことだけど、仕上がった時にとても大きな違いになる。その繰り返しの中でその時感じる新しさを見つけるよろこび。
新しい帽子を製作する時まず素材を決めて、その素材に合う帽子を考えるということが多いです。素材や色との微妙なバランスで雰囲気が変わるその面白さを追求しているような気がします。そして同じ帽子でもかぶる人によって本当に全く違う表情になるのが帽子の面白いところだと思います。
今シーズンは、使いやすいシックな色合わせをたくさん作りました。自分が使いたいと思う、普段のコーディネートの色合いです。
新色カフェオレは少し深い明るめのきれいな色のベージュです。ワインやオレンジ、黒、ネイビーとの組み合わせが新鮮です。今回新しくオリジナルで製作したブークレ素材のニットは軽くて柔らかく かぶりやすいです。今回シンプルなベレー帽は特におすすめです。また、今シーズンは、loloと、lolo cas という新しいベレーとキャスケットの形を作りました。たっぷりしているのですがかぶるとすっきりとまとまりとても良い形の帽子ができました。dodo、cocoシリーズを愛用していただいている方々にも是非挑戦していただければと思います。
2018SS SEPT BLEUS テーマ
『les petits bonheurs du quotidien』日々の生活の中の小さな喜び
育児と仕事の毎日の中、ささやかな喜びに支えられていることを感じます。
子供と遊ぶ。今日のお昼やおやつのメニューを楽しみに仕事をする。少し楽しい寄り道をして気分転換する。隙間の時間で読書をする。好きなアイテムや少し明るい色のものを身につける。美味しいお茶を飲む。家族の喜ぶ顔を思い浮かべる。心地よい音楽に耳を傾ける。帽子の素材やデザインを考える。日常の出来事の中にはいつも小さな喜びと発見があります。
帽子の学校を卒業した21年前、知り合いの洋服屋さんで展覧会を開いたのがSEPT BLEUSの始まりです。改めて色々な方に助けられ支えられここまで続けてこられたと思います。
これからも日々の小さな喜びと発見を大切にしながら製作を続けていきたいものです。その積み重ねが帽子のデザインや製作にもよい影響を与え続けてくれると思います。
今シーズンは少し幅の狭いブレードが加わりシックなストライプの帽子ができました。また軽くて被りやすく持ち運びも便利な定番のニットシリーズに新しくソフトな綿ニットが加わりました。麻ニットはダークグレーとオフホワイトが新色で、ブレードとの組み合わせの色のバリエーションが増えています。布帛は久しぶりにオフホワイトの綿麻素材が新鮮です。これからの春を感じ出す季節、帽子を一つ新しくすることで少し楽しい気持ちが生まれていただければ幸いです。
SEPT BLEUS 2017AW テーマ 「flexibility」 柔軟性
何か問題に対峙した時、いろんな状況を踏まえてアイディアを考え、しっかりと検討し前向きに対応していく。その積み重ねで思ってもみないより良い結果が生まれる。
今シーズンは子供が生まれてから初めてのコレクションになります。生活の環境が変わり仕事に関われる時間もまた変わってきました。その制約の中で柔軟性を持って、帽子作りにも対応していきたいという気持ちがあります。予期せずに仕事を中断せざる得ないこともたびたびありますが、そんな中からも新しいアイディアが生まれてより良い結果となり、前向きな気持ちを持って製作を続けていきたいものです。
子供の成長は日々目をみはるほど。いろんなことがどんどんできるようになり、見ていてとても励みになります。この時間は今しかないので大切に楽しんで過ごしたいと思います。子供を育て始めてよりその気持ちを強く感じます。
今秋冬はモールと、ブークレを織り込んだブレードのカラーバリーションが増えました。オリジナルニットはブルーマリン、ダークグレー、そしてラメ入りのブラック、ネイビーが新色です。ブレードはメインビジュアルの帽子にも使用しているラズベリーとネイビーの組み合わせが新鮮です。また新色のダークグレーニットに合わせた新色も加わりました。
今回のコサージュはお散歩の途中に見つけたミツマタの蕾とネジバナがモチーフです。それぞれの帽子に合わせて、色のバリエーションも豊富です。
身近にあるものでハッとする気持ちに出会えるととても幸せな気持ちになります。そんな小さな喜びを大切にしていきたい今日この頃です。
2017SS SEPT BLEUSテーマ 『余白』 La marge
余白の部分があると、そこから思ってもみないイメージが膨らんでいくことがあります。
日常生活の中でも仕事の中でも、時間的な余白、気持ちの余白を残すことでより豊かな時間が過ごせるような気がします。
帽子にも余白を残して、あとはかぶってくださるお客様それぞれの楽しみ方を見つけていただけるような帽子を作っていきたいと思います。
今シーズンのテーマは、余白です。
ブランドを始めた頃は、いつも気持ちも時間もいっぱいいっぱいでしたが、年を重ねるうちに、そのやり方に体も心もついていかなくなるのに気がつき、最近は色々な意味で、少しは余白のある製作をできるようになってきたと思います。
デザインをシンプルにすること、また被り方を自由に楽しんでいただくということは帽子の余白を楽しんでいただくということにつながるのかなと思います。
最近はテーマが、自分の中での帽子作りについて毎回思い返す良いきっかけになっているように感じます。
今シーズンは、人気の麻ニットに、カラーのラメ糸を織り込んだ素材を作りました。同じ糸でできているブレードとの相性も良く、軽やかな帽子が出来ました。赤い細いラメ糸を織り込んだニットとブレードでできた帽子は、顔まわりがほんのり明るくなり今シーズン私の中でのおすすめの素材です。赤いラメ糸自体はとても鮮やかな糸なのですが、ベージュ色を合わせて編み込むと不思議と派手すぎず、落ち着いた色合いに仕上がりました。素材作りの面白さはそんなところにあるのかなと思います。
新色の単色の生成、生成とネイビー/ブラックを掛け合わせたブレードを使った帽子もパキッとした色合いがシャープな印象になり、とても気に入っています。
今回、初めてメンズラインでもブレードと生地を掛け合わせた帽子を作りました。シンプルでありながらもバランスの良い形が出来たかなと思っています。
今回のコサージュはホップをモチーフに製作しました。ホップの形を展開させて偶然出来た4つ葉のクローバーのモチーフも、シンプルで素敵なコサージュになりました。今回もコサージュ作家の村上伊万里さんに製作していただいています。
私ごとですが、10月に出産しました。妊娠中は自分の体や心の変化に日々不思議な感覚を覚えていました。日々の成長を目の当たりにしてまた驚きの毎日です。以前はどのように自分が子育てをしていくのか全く想像することもできなかったのですが、人間の体にはそもそも子供を育てる要素が備わっているものだと感じる今日この頃です。
子育ての中で今までとは違った世界に眼を向ける機会も増えそうなので、それが帽子製作の方にもどの様に影響していくかも個人的には楽しみです。
2016AW SEPT BLEUS テーマ 『something』
something new
something special
something interesting
something good
毎回自分の中で感じる何かを探して新しいこと、特別なこと、楽しいこと、新鮮なことを見つける。
今シーズンのテーマは『something』
いつも自分の中で感じる何かを探してものづくりをしています。その中で、今回は『something』という言葉が頭に残りました。
限定された帽子作りの中で、いかに新しいこと、特別なこと、楽しいこと、新鮮なことを見つけていけるかが、デザインの醍醐味ではないかと思っています。
今シーズンのモチーフはローズヒップを選びました。大きなものと小さなもの。それぞれ、帽子の素材に合わせて製作しています。
同じモチーフのものでも素材によって存在感が違うので、それぞれ楽しんでいただければと思います。
今回は黒のメルトン素材をメインに使っているので、黒とカラーのミックスブレードを新しく製作しました。黒とワイン、黒とブルー、黒とミルクティーと濃淡がはっきりしていますが、黒の強さを和らげ合わせやすい色合わせになっていると思います。
また、ニットはライトブラウン、グレー、ネイビーをメインにそれぞれニットの色に合わせて新色のブレードを製作しました。定番にありそうなネイビー×グレー、ライトブラウンとグレーにはミルクティー色を合わせました。冬は色合いが暗くなりがちなので、顔まわりは少し明るめ色のアクセントがあると顔映りも良くなり、より帽子を楽しんで被っていただけるのではないかと思っています。
今回、久しぶりに手編みのニットの帽子を製作しました。最近人気のdodoの形をアレンジしたニット帽dodo beretは、正面をずらすことでいろいろな表情を楽しめるニット帽になりました。手編みのニットについては、高校生の時に失敗した手編みのセーターのトラウマがなかなか抜けず、まだまだ勉強不足なので、これからも少しずつチャレンジして定番になるような形を、ご提案していければと思っております。
メンズの新作のcocoとcoco casは、dodoとdodo casのダーツをすっきりさせたデザインになります。素材によって2つのバリエーションを楽しめるようにいろいろとこれからも提案していきたいと思っています。
ユニークラインでもリボン刺繍の素材でcocoの形のベレー風の帽子lilithを製作しました。室内でも被れる軽くてシックなベレー風の帽子は、パーティーや、レストランでのお食事などでも活躍していただけると思います。
ユニークラインでは、今回モール素材とウールを合わせたもの、モヘア素材とウールを合わせた2つの新しい素材のブレードを製作しました。異素材のミックスならではの温かみのある素材感を楽しんでいただければと思います。
最近川沿いの公園を散歩するのが日課になりました。以前「天才たちの日課」という本を読んだ時に、たくさんの人たちが散歩を日課にしていることに気がつき、散歩はやはりアイディアをひらめくためにも良いのかしら?と思っていたのですが、日々同じコースを散歩していて感じることは四季折々同じコースを歩いていると、毎日の小さな変化に気がつき毎回新鮮であること、また緑の中を散歩するのは気持ちが良くよい気分転換になり、心身ともによい効果があると思います。何か考え事をしていても散歩の後は気持ちが整理されスッキリします。これからも散歩の日課は続けていきたいと思っている今日この頃です。