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   <title>テーマ探しの旅　〈2010AW〉　香港　Chineurse</title>
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   <published>2010-08-18T15:31:12Z</published>
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   <summary>香港には友人が住んでいて、3年ほど前に一度訪れたことがあります。 別の友人が香港...</summary>
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      <![CDATA[香港には友人が住んでいて、3年ほど前に一度訪れたことがあります。
別の友人が香港にはたくさんの美術館や博物館があってすごく面白かったというのを聞いて、もう一度行ってみてもいいかなと2度目の香港へ。
香港歴史博物館とパンダを観に行きたかったのと今回は、アンティークマーケットも散策したいなあと思っていました。

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      <![CDATA[在香港の友人は、ものすごくアクティブ。今は、ベリーダンスに夢中で、夜はレストランで踊っています！そのベリーダンス仲間の人が、アンティーク街のハリウッドロードの端にある、アンティークショップで働いているというので訪問したのですが、そのお店のミックス感がとても新鮮で面白かったのです。中国のものを中心に、仏像や化石などがありつつ、フランス、イギリス、スカンジナビアのアンティークの家具、ランプなどが混在しているのですが、その感じがとてもよい雰囲気。フランスからの帽子の木型に台をつけて、オブジェに作り変えているものがあったりして、とても面白い感覚。

チベットの家具もたくさん見て、その色合いや素朴な雰囲気にすっかり魅了されてしまいました。大きなものは購入できないけれど、なにかいいものがあればひとつ買って帰りたいなあと思って、そんな話をしたところ、郊外に大きなアウトレットマーケットがあってそこにも彼女が働いているお店の支店もあり、商品も豊富で、値段も手ごろだというのを聞いて、次の日に郊外のアウトレットマーケットへ。

香港から、車で30分ぐらいの海の近く。日本のアウトレットマーケットみたいな感じを想像していたら、高層ビルが全部アウトレットマーケットになっていて、洋服から家具、カフェ、食材を売っているお店などが1つのビルに入っているというところでした。
いろいろ、お店をみていると、帽子箱を発見。円柱型のものもあれば、上がとんがった面白い形のものも。値段も状態もさまざま。どうしても帽子箱が気になり、最終的に、マトリーシュカのように入子になるので、よくばって4サイズのとんがった中国のアンティークの帽子箱を購入。
<img alt="BROG2010-818.jpg" src="http://www.septbleus.com/blog/images/BROG2010-818.jpg" width="495" height="181" />

普通の人たちが使っていたかごや、ランチボックス、筆入れ、水入れなどは、山のようにあり、シンプルできれいなものもたくさん。とても新鮮でした。

考えてみると、旅で私が気になったり好きなものは素朴で温かみがあるようなもの。誰かが大切に使っていた民芸品的なものだなあと。中国のアンティークというと、今までどうも高級中華料理店にあるような、李朝家具のイメージが強くて、全然興味がなかったのですが、今回、自分の生活の中にも取り入れられるようなものをたくさん見つけて、また、それをヨーロッパの文化とミックスさせている感じですごく新鮮で面白いなあという新しい発見がありました。

そんなことを、次回のテーマにしたいと思ったのですが、いい言葉が思いつかずいろいろ考えていたところ「Chineurse」という言葉を見つけました。
フランス語で古物商とか古物あさりの好きな人という意味なのですが、フランス語で中国のことはChineというのと、自分が古物あさりが好きだなあというのをかけて今回はこのテーマに。コレクションで使っているリボンのレースは、パリの蚤の市で見つけたレースをヒントにオリジナルのレースを作りました。ヨーロッパとのミックスですね！

コサージュには、中国で、愛されているお花。牡丹を使いました。優美で気品に満ちた牡丹のモチーフは工芸品や水墨画、刺繍画などあらゆるところで使われていて、きれいだなあと改めて思いました。
ウールガーゼの大振りなお花と、ウールの小ぶりなお花。ツイードのつぼみとはっぱのコサージュと4種類です。
今回も、イメージ以上のコサージュを、村上伊万里さんが製作してくれています。お楽しみに。

今回見たパンダの名前も、ANAN だったり、中国人のピアニストのLANG LANG や、NYU　NYUなど、音を重ねるニックネームがすごくいいなあと前から思っていて、今回帽子の名前に、音を重ねる名前をいくつか使っています。中国語、英語、フランス語の言葉や、ただの名前だったりするのですが、ネーミングも毎回、結構楽しんでつけています！ただ、次のシーズンにまたその形が継続されることも多く、その場合、素材や雰囲気が変わって？？？？というネーミングもたくさんあったりはするのは、お許しください。

ちなみにイメージキャラクターのような、人形は前から作ってみたくて、展示会のビジュアル用に作りました。SEPT BLEUSのマスコットガールとして、毎シーズン人形製作も続けていきたいなあと思っています。今シーズン使っている生地で洋服を作っています。ちなみに、今シーズンの縮絨のウールの帽子DODOは彼女の被っている帽子を作ってから、出来上がったものです。
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   <title>アンティークのミシン</title>
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   <published>2010-07-26T13:55:38Z</published>
   <updated>2010-07-26T13:58:32Z</updated>
   
   <summary>友人が引越しをすることになり、彼女がお母さんから受け継いで大切に使っていた、足踏...</summary>
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      <![CDATA[友人が引越しをすることになり、彼女がお母さんから受け継いで大切に使っていた、足踏みミシンを譲っていただくことに。アンティークの足踏みミシンは昔からのあこがれていて、ミシンの台を机に改造したものは、普段もテーブルとして使用していますが、ミシンがちゃんとついているものはまた、別格な雰囲気。

<img alt="100726_1129~01%20%283%29.JPG" src="http://www.septbleus.com/blog/images/100726_1129~01%20%283%29.JPG" width="240" height="320" />
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      今回頂いたミシンは、50年代のJASMINEというメーカのもの。ミシン自体、彼女も昔は使用したこともあるようですが、何年か前に修理をしようと、問い合わせをしたみたところ部品などが見つからずに断念したとのこと。

昨年、ホーチミンに行ったときに、お店で、シンガーの年季の入った足踏みミシンを普通に使っていているのを見て、そのたたずまいがなんともよい雰囲気で印象的でした。アトリエのイメージとして、アンティークのミシンで帽子を作っているというのは絵になって素敵なんだけど、残念ながら現実としては、新しい機械は便利で実用的なのです。

普段のアトリエでは、スペースの都合上、いつも使っている、ポータブルミシンたちの置き場として使うしかなく残念ですが、使っていたパイン材のシンプルな机に比べると、足踏みミシンはなぜかしっくりとなじんでいる感じ。今まで、この机だけちょっと新しく違和感があって、あまり好きでなかったので、ようこそアトリエにという感じです。当面はイベントの時に、ディスプレイ用に使わせていただこうと思っています。

あとは、時々ミシンをだして、ながめる楽しみというのもありますね。あの、ミシンを台の下から、グイッと持ち上げる感じはなかなかいいものです。

友人のお母さんの代から大切に使われてきたものを引き受けるのはそれなりに責任がありますが、私なりに愛情をそそいで、大切に使っていきたいなあと思っています。

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   <title>人形のお話</title>
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   <published>2010-07-11T10:42:21Z</published>
   <updated>2010-07-11T13:34:21Z</updated>
   
   <summary>40年間パリに住んでいる画家のご夫婦、篠原土世さんと日浅和美さん。日々、作品と向...</summary>
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      <![CDATA[40年間パリに住んでいる画家のご夫婦、篠原土世さんと日浅和美さん。日々、作品と向き合う作業をずっと続けている素敵なカップル。日本でも交互に時々個展を開いています。バンクーバーに住んでいる伯母の古くからの知り合いで、10年以上前にパリに母と二人で旅行した時に、最初に蚤の市に連れて行っていただいてから、かれこれ10年以上のお付き合いになります。パリに住んでいる時には、両親のように困った時に助けていただいたりいろいろなことを教えていただいたものです。郊外のブロカントにも何度も連れて行っていただいています。彼らのブロカント歴は30年余りなので、家の中には、たくさんのものがあふれているのですが、それぞれが調和して、とても心地がいい空間。パリに行くと、週末一日、ブロカントに連れて行っていただくのですが、朝が早いので、ここのところ、一泊、土世さんのアトリエに泊まらせていただいています。絵やオブジェがたくさんある中に泊まるのもなかなかよいものです。
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      お家をお訪ねすると、いつもおいしい日本食をごちそうになります。パリにいるときには、手作りの納豆をお土産にもらって、本当にうれしかったものです。今回も、お手製の干物と納豆とマグロとサーモンのお刺身とごはん。ボイルしたエビをいただきました。旅の途中でおいしい日本食が食べれるのは本当に貴重。

お二人と毎回お話をしていると、いろんな新しい視点に気がつかされます。今回もいくつか私のつぼにはまった話があったのですが、特に、印象的だったのがブロカントで購入した人形のお話。呼ばれるように購入したイタリアのレンチ人形の流れを汲むフェルトで出来た男の子の人形。ボロボロだった人形をきれいに手当てして、洋服や帽子なども、蚤の市で見つけたベルベットの生地などで作ってあげたそう。パリに住み始めた頃に購入した時には、もっと厳しい表情をしていたそうです。彼と向き合うと心をひきしめてがんばるぞという気持ちになるので、土世さんは日本からパリに戻ってくるとまず、彼を描くことから始めていたそうです。ある時、1人ではかわいそうだからと、どこかで見つけてきた人形を隣に置いたところ、顔が赤ら顔になって、彼が嫌がっているのが分かり、思わずとなりの部屋に持って行ったというお話。そして、またある時、たまたま呼ばれるように、顔に針で穴がたくさんあいていてかわいそうだった男の子と出が同じの女の子のお人形をみつけて、また、きれいに手当てをしてあげて、隣に置いたところ、お人形たちの顔つきが俄然優しくなってきたそうです。確かに、土世さんが描いた絵の人形の表情よりも今見るお人形は、ずっとやさしい顔つきになっているように感じました。そして、見る人が見たところによると、この二つのお人形、全然別の時期に別の場所で見つけたそうですが、もともと兄と妹だったとか。ちょうど、パリに来る前に、梨木香歩さんの小説『りかさん』というお話の中にも、日本の市松人形りかさんと、他の人形にまつわる、いろいろ面白いお話を読んだばかりだったので、本当にそういうことがあるのだなあとすごく感慨深くなりました。
 
そこで、思いだしたのが、私のフランス人形。
小学生の時に、どうしてもフランス人形がほしくて、フランスに行くというおじさんに頼んで、人形を買ってきてもらったのですが、顔が白くて、赤い口紅がはみ出ていて、洋服もネグリジェみたいだったその人形が、自分のイメージと違っていて、あまりかわいがってあげなかったのです。そのうち、気が付いたら陶器の足が、割れてしまっていて、なんだか罪悪感で、人形供養に出さなければと、ずっと、実家に眠っているはずの人形。その人形の話を、和美さんにすると、今からでもかわいがってあげれば、供養になるし、心にわだかまっている何かが解けて、うまくいくようになるわよと。
まずは、自分の人形を、きれいに手当てしてあげて、服や帽子を作り変えて大切にしてあげることから始めてみようと思って実家で探してみたのですが、見つからず。どうも廃棄してしまったよう。本当にごめんなさいフランス人形さん。またどこかに私を必要としている人形がいたら、かわいがって供養してあげようと心に誓いました。
 
人形に限らず、蚤の市やアンティークショップで見つけたものには、１つ１つ、誰かに使われてきた歴史と魂があるもの。買って収集するのを楽しむだけではなくて、ものに対しても愛情を持って、丁寧に大切に扱わなければと改めて気がつかされました。
土世さんと和美さんを見ていると、本当の意味で豊かな生活をしているなあと毎回思います。初心を忘れずに、心豊かに日々を暮らしていきたいものです。

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   <title>ピアノをはじめました</title>
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   <published>2010-06-16T15:42:32Z</published>
   <updated>2010-06-16T15:49:09Z</updated>
   
   <summary>ピアノは幼稚園のころから始めて、小学生の中学年ぐらいまでやっていたのでしょうか。...</summary>
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      ピアノは幼稚園のころから始めて、小学生の中学年ぐらいまでやっていたのでしょうか。そのあと、また中学か高校生になって自分からやりたくなってまた少しはじめて、受験などでなんとなくやめてしまってそれっきり。

以前から、機会があれば、またピアノを弾いてみたいなあと思っていて、今年、思い立って、電子ピアノを購入し、最近、ピアノを楽しんでいます。


      ピアノに付属されている楽譜をみていたら、弾いた覚えのある曲が何曲もあったので、まずは昔の記憶をたどって、練習しています。

電子ピアノといっても、いろいろな種類があると思うのですが、私が購入したピアノには、あらかじめ曲が何曲か入っていて、まだ、試してはいませんが、ネットで新しい曲を購入して、ＵＳＢでつないで新しい曲がダウンロードできたりもするんです。右手、左手だけ演奏してくれる機能や、速度も変化できるので、ゆっくりしたテンポで片手づつ練習をすることもできます。しばらくは、電子ピアノ先生をお手本にして、練習してみようと思っています。イヤフォーンをすれば、人に聞かれる心配もないし、朝でも夜でも夜中でも気兼ねなく、弾きたいときに弾けるのも魅力です。

上手にはもちろん弾けませんが、手を動かしだすと、かなりのブランクがあるものの、楽譜の読み方も、手の感覚も少しずつ戻ってきて、思っていたよりも、弾けることにびっくりしました。そしてシンプルにとても楽しい気分になります。

弾けば弾くほど、少しずつ、上達していくのが分かるので、これまた何度でも何度でも弾きたくなりあっという間に、時間が経ちます。仕事が忙しい時は、時間を決めて、気分転換程度にしないと危険。

子供のころのあんなに練習するのが嫌だったのが嘘みたい。
練習をしないから、先生にも怒られて、自分でも弾けないので情けなくて、毎回、泣いて帰った記憶が。楽しみといえば、おけいこの後の3時のおやつを、先生の子供と一緒に食べることだったような。

最近、知ったのですが、ピアノの先生だった、同級生のお母様もなんで私がぽろぽろと涙を流すかわからなくて困惑されていたそうで、申し訳なかったなあ。

子供のころは、自分が弾きたい曲がよくわからなかったし、やらされている感があったから、きっと嫌だったんだろうと思うのですが、こうやって、いままたピアノを気軽に始める基礎を作ってくれたことは親にも、困惑させてしまったピアノの先生にも、とても感謝しています。

今はあれこれ弾いてみたい曲は山ほどあるのですが、技術が伴わないので、一生の楽しみとしてゆっくり少しづつ続けていきたいと思う今日この頃です。

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   <title>平田暁夫先生の帽子教室のこと</title>
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   <published>2010-06-09T14:20:11Z</published>
   <updated>2010-06-09T14:45:38Z</updated>
   
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      帽子の習う前に、洋服を作る学校に通っていました。学生時代に友人と、インスタレーションをしたことがあるのですが、その時に作ったものは見かけは帽子だけど、出来上がってみたらかぶることができない代物でした。帽子をどうやって作ったらいいのか本当に知らなかったのです。

当時は、あるコスチュームアーティストの方の作品にとても影響を受けていて、漠然と、自分もそのようなものづくりがしたいと考えていました。時々、お手伝いをさせていただいていたのですが、アトリエで働いている人の中に、どんな帽子でも作ってしまう人がいて、どうやったら、あんな帽子を作ることができるんだろう、私も技術を学びたいなあと、今思えば、単純ですが、帽子教室に通いだしたのです。何か技術をきちんと身につけなければ、仕事にするのは難しいなあという焦りもありました。


      平田暁夫先生の帽子教室は、今まで行ったどの学校とも違っていて、決められたものを作るのではなく、今できる技術で好きなものを好きなだけ作れるという、素晴らしい学校でした。今まで行った学校の中で一番好きだったかも。

地球儀の帽子やら、アイロンの帽子、しずく型の帽子に月の満ち欠けの帽子、カフェオレカップの帽子など、変わったものばかり作っていたものです。でも、作りたいフォルムを形にできることが嬉しく製作していた気がします。今考えるとあの頃は、純粋に楽しかったなあ。

まずは、素材の扱い方とか、型出しの方法とか、基本的な作り方をそれぞれ教わって、その中で、どうやって作っていったらいいのか、助手の先生に相談しながら、それぞれ製作していくという工程だった気がします。

年に2，3回、平田先生と奥様が、生徒たちが作った帽子とデザイン画を見ながら、批評をしてくださる日があり、ドキドキしながら臨んだものです。

なんでもそうだと思いますが、帽子のデザインというのもその人の個性がでて、すごく面白いものです。お互いに刺激し合いながら、ワイワイと2年間、とても楽しい学校生活でした。趣味が高じて帽子を習いに来ているマダムたちもたくさんいらっしゃって、年上の方たちと仲良く一緒に過ごした時間は、いい人生勉強にもなりました。
2000年に、帽子教室がクローズしてしまったのは、とても残念。

よく、帽子教室は開かないのですか？と聞かれることがあるのですが、私は、感覚的にものを作るタイプなので、あまり、先生には向いていないと思うのです。ワークショップみたいなことは、又機会があればやってみたいなあとは思っています。

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   <title>ANDREA BOCELLI アンドレア・ボチェッリ</title>
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   <published>2010-05-29T17:14:27Z</published>
   <updated>2010-05-29T17:15:16Z</updated>
   
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      アンドレア・ボチェッリとの出会いは、多分、もう8年ぐらい前に、ある海外ブランドのオーディオショップで、音を視聴させてもらっている時に、たまたま流れてきたその素敵な声に聞き惚れ、お店の方にアーティスト名とCDのタイトルを教えていただいたのがきっかけです。その時流れていた「SOGNO」のアルバムは、今でもよく聞いています。

体中を気持ちよく突き抜けていくようなその声を、一度ぜひ生で聞いてみたい！！と以前から思っていたのですが、先日、ようやく待望の来日公演に行ってきました。


      生の声は、やはりとても素晴らしかったです。体中を振動させる心地よい声でした。とても自分が好きな音に出会うと、鳥肌がたって、体が緩んでいくような感覚。涙腺が緩んで涙が出てきてしまったり。理性ではなく本能に直接訴えてきて、体が反応する感じ。感動という言葉では足りなくてもっとうまく表現したいですが、いいことばが思いつかず。

私と同じ年代ぐらいの女性と、お母様でコンサートいらっしゃっている方を何組かお見かけしたのですが、休憩時間に、あるお母様が「なんだかよくわからないけれどやっぱりすごくいいわね。」というようなことをおっしゃっていたのがとても印象的でした。言葉に表現するのは難しいけれど、純粋に体や心がすごく気持ちよい感覚。そういう感覚を音楽を通して、人に伝えることができるのって本当に素晴らしいなあと思いました。そして、そういう感覚を体感すると、すっと体から悪いものが抜けて、元気になるような気がします。やっぱり音楽はいいなあ。

アンドレアさんは、子供のころに視力を失っているのですが、会場の雰囲気、声を聞いて、とても楽しんでいらっしゃるようでした。歌っているときの表情がまた、とてもやさしくあたたかく素敵でした。

気持ちよく帰宅して、久しぶりにピアノを弾いてみました。上手には弾けなくても、シンプルにとても楽しくなります。ピアノについてはまた改めて。

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   <title>パリに住めると思った瞬間</title>
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   <published>2010-04-06T01:43:05Z</published>
   <updated>2010-04-06T01:45:38Z</updated>
   
   <summary>フランス好きになったのは、今はなき雑誌「OLIVE」とか、短大に通っているぐらい...</summary>
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      <![CDATA[フランス好きになったのは、今はなき雑誌「OLIVE」とか、短大に通っているぐらいからフランス映画をいろいろと見るようになって、ファッション、文化、音楽、食べ物等、興味が広がっていった気がします。フランス映画にでてくる女性の強さや、エネルギッシュで情熱的なところなどにカルチャーショックを受けて、ああ、世の中にはこういう女性像もあるのだなあと新鮮な驚きを感じたものです。最初にパリに行ったのが、短大の卒業旅行。2月でとても寒く、言葉も全く分からず、外を歩いていてもすごく緊張感がありました。メニューも読めないので、イメージと全然違う豆だらけのサラダが出てきたり、カフェでサラダにパンがついてくることを知らずに、パンを余計に頼んでしまったり。最初に駅を出て、パリの街を見たときに、なんてきれいなんだろう！！と思ったのを、よく覚えています。今思えば、北駅からの景色がそんなにきれいだとは思いませんが、初めてのヨーロッパの街並みはやはり、衝撃的だったのかもしれません。


<img alt="BROG05.JPG" src="http://www.septbleus.com/blog/images/BROG05.JPG" width="448" height="336" />
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      いつか、パリに住んでみたいなあという思いをなんとなくずっと持っていたことは確かですが、パリに住めると思ったのは、3回目のパリ旅行でのこと。その頃は、お楽しみ程度にフランス語を少し習い始めていました。蚤の市でたくさん買い物をして、友人と別れて一度ホテルに帰ろうと思ったのに、バスティーユ駅から迷ってしまって、どうしてもホテルまでたどりつけず、途方に暮れ荷物も重たく疲れて、はあっとため息なんてついていた時。なぜか、あっ私、パリに今だったら住めるかも。と思いました。
なぜその瞬間にそう思ったのか、今でも分かりませんが、ちょっと気持ちが切羽詰まっているときに、なんとなくいつも新しい展望が見えることがあるような気がします。
今でも、両手にリネンのベットカバーや、鉄のアイロンや、アンティークの帽子などをたくさん入れた、ちぎれそうな袋を抱えて、歩いていたその時のことを鮮明に覚えています。
帽子を作る時も、あの素材でこんな形の帽子とか、この帽子のかざりはこのボタンとか、ピンときて製作すると、たいてい、自分の納得いくものが出来上がります。どこから、いつ現れてくれるのか自分でもわかりませんが、今まで、なんとなくそういう直感を信じて、ものごとを決断してきた気がします。次はどんなことを思うのか？わかっているようでわかっていないからこそ、きっと、楽しいのでしょうね！



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   <title>PINK MARTINI　ピンク・マティーニ</title>
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   <published>2010-03-23T08:43:39Z</published>
   <updated>2010-03-23T08:47:06Z</updated>
   
   <summary>先日、ビルボード・ライブTOKYOで行われたピンク・マティーニのライブに行きまし...</summary>
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   <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.septbleus.com/blog/">
      <![CDATA[先日、ビルボード・ライブTOKYOで行われたピンク・マティーニのライブに行きました。
ピンク・マティーニを知ったのは、パリに住んでいたころ「Sympathique」という曲がとても流行っていて、よく、ラジオやお店でも流れていたのがきっかけ。

仕事したくないなあ
ランチもいらないわ
ただすべて忘れたいの
とりあえず、たばこを吸おうっと～♪

というフレーズ（フランス語）が頭に残り、仕事したくないときに、つい聞きたくなる曲です。

たまたま、来日することを知り、出かけたライブでしたが、母国語の英語にとどまらず、フランス語、スペイン語、イタリア語の曲を、さらりと歌いこなし、日本語の曲も流暢に、カバーしていて驚きでした。音楽のジャンルもジャズ、シャンソン、カンツォーネ、ラテン、サルサ、タンゴ、サンバ、クラシックにPOPに歌謡曲までMIXされて幅広く、バンドのメンバーもピアノ、バイオリン、トランペット、トロンボーン、ギターなど、ミニオーケストラでとても豪華。すっかり一晩で大ファンになってしまいました。<img alt="brog04.jpg" src="http://www.septbleus.com/blog/images/brog04.jpg" width="336" height="448" />
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      オレゴン、ポートランド出身のバンドで、ピアノのメンバー、ローダ・デールさんが、昔、中古レコード屋で手に入れた、由紀さおりさんの、「タ・ヤ・タン」という曲をとても気に入ったことから、カバーしているのですが、今回のライブでは、由紀さおりさんが登場して、デュエットするというサプライズも。同様に手に入れたという、和田弘とマヒナスターズの「菊千代と申します」という曲を、琴と合わせて演奏したり、盛りだくさんすぎて、一晩限りのライブではもったいない！！という感じ。そして、そのエピソードを一生懸命日本語で説明するローダさんがとてもチャーミングでした！
世界では、すでに知名度もあるようですが、新しいアルバム「SPLENDOR IN THE GRASS」～草原の輝き～ が最近、日本盤として初めて発売されたので、興味があればぜひ聞いてみてください。YOU TUBEでもワールドワイドなライブの様子など、見ることができます。クラシックの名曲をアレンジしたもののあったりしてなかなかかっこいいです。

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   <title>フランソワ・ポンポンさんのシロクマ　『Ours blanc』</title>
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   <published>2010-03-17T17:26:35Z</published>
   <updated>2010-03-17T18:00:48Z</updated>
   
   <summary> 私の大好きなもの。最初にご紹介するのはフランスの彫刻家フランソワ・ポンポン作　...</summary>
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      <![CDATA[<img alt="brog03.jpg" src="http://www.septbleus.com/blog/images/brog03.jpg" width="448" height="336" />


私の大好きなもの。最初にご紹介するのはフランスの彫刻家フランソワ・ポンポン作　シロクマ像です。

パリのオルセー美術館にポンポンさんのシロクマに会いに行くと思っている程、なぜこの彫刻にこんなに魅かれてしまうのでしょう？
 	
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      先日、友人からブルゴーニュのソーリューという町に、ポンポンの美術館があることを聞きました。こじんまりした美術館のようですが、いつか絶対に行ってみたい場所がまた一つ増えました。ポンポンさんは、生涯、建築の装飾など、人の仕事を手伝っていた時期が長く、ロダンのアトリエにいたこともあったとか。本格的に、個人の作家として、活動を始めたのは晩年になってからで、このシロクマ像は彼が67歳の時の作品です。シロクマは代表作で有名ですが、ほかにも多くの動物の作品があり、どれもシンプルなラインで力強く素敵な作品です。

ディジョンの公園にも同じシロクマ像がいるのですが、私が以前、行った時には、屋外で雨ざらしのため、かなり薄汚れていてかわいそうでした。
オルセー美術館に行かれることがあればぜひ、シロクマさんに会いに行ってみてください。つるっとしてシンプルであたたかみがあり、とても愛らしく、凛々しいです！！

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   <title>ベトナムへの旅　テーマのひらめき</title>
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   <published>2010-03-07T17:02:08Z</published>
   <updated>2010-03-07T17:18:19Z</updated>
   
   <summary>昨年、ホーチミンに行きました。 早起きしてメコン川クルーズに行った日のこと。途中...</summary>
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      <![CDATA[昨年、ホーチミンに行きました。

早起きしてメコン川クルーズに行った日のこと。途中、絵に描いたように美しい、濃いピンク色の蓮のお花が池にたくさん咲いていました。花の中心が黄金色のような黄色で本当にきれいでした。
蓮は、花はみるのも、食べるのも、お茶を飲むのもとにかく好きなのですが、改めて蓮の花の美しさに心を動かされ、2009AWのテーマは「ロータス」に。
<img alt="brog02.jpg" src="http://www.septbleus.com/blog/images/brog02.jpg" width="235" height="314" />]]>
      今回は、ちょっと抽象的なモチーフにも見える、蓮の実のオリジナルレースを作りました。このレースは絶対に大きなベレーに縫いつけなければと！！ 

いつもコラボレーションでコサージュを製作していただいている村上さんには大きな蓮の花と、横から見た感じのぷっくりとした小ぶりの蓮の花のコサージュを作っていただきました。毎回テーマを決めて、いろいろアイデアを具体的にどういう形にするのか、話し合うのが楽しみです。コサージュのイメージが明確になると、コレクションの方向性がきっちりと決まる気がするのです。村上さんはいつもイメージ以上の素敵なコサージュを製作して下さいます。

自分ひとりでテーマを温めていくのも楽しい作業ですが、他の人とかかわることで生まれてくるものは、また新鮮で、いつもいい刺激をいただきます。

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   <title>テーマ探しの旅〈2010SS〉PRAGUE</title>
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   <published>2010-02-24T18:08:43Z</published>
   <updated>2010-02-26T13:38:55Z</updated>
   
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      <![CDATA[最初にプラハに興味を持ったのは、10年ぐらい前に、本屋で見つけた「MIDDLE EUROPE」という写真集がきっかけです。パリから帰国してからも、年に1度はパリに行きたい！ということもあり、ここ2年はパリに1週間ぐらいプラスどこかまだ行ったことのない国をめぐる旅をしています。前の年に、ブタベストと、ウィーンを訪れたのですが、プラハに行かれなかったことが心残りで、今回はプラハに行くことに。

<img alt="brog01.jpg" src="http://www.septbleus.com/blog/images/brog01.jpg" width="314" height="235" />

プラハで、何か次のコレクションのインスピレーションを探そうと思っていました。アイディアを思いつくのは、何かを見て具体的にその場で閃くこともあれば、後からフッと思う時もあります。そして、これと思うアイディアを自分なりにふくらましていきます。

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      今回、コサージュや、ベレーに縫いつけている革のモチーフの形は、蚤の市で見つけたアンティークの木とビーズのブローチから、インスピレーションをうけました。
ブローチはなんだか、ちょっと不格好でいびつな感じだったのですが、それが愛らしく。それを大きく平たくしたようなイメージのが今回のコレクションのモチーフになっています。

今シーズンは、ストライプのブリムシリーズを、オリジナルブレードで初めて提案しています。7月のプラハものすごく暑いのに、帽子をかぶっている人が少なかったのですが、プラハ城の入り口で赤と白のはっきりとしたストライプの帽子をとてもエレガントな雰囲気でかぶっているマダムに出会い、とても新鮮で印象的でした。やはり、帽子もその人の個性が惹きたってこそ素敵になるのだなあと改めて思ったのでした。

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   <title>ブログをはじめるにあたって</title>
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   <published>2010-02-24T17:57:15Z</published>
   <updated>2010-02-24T18:14:37Z</updated>
   
   <summary>ブログは、フランスに住んでいたときに少し、書いていた時期があるのですが、その時は...</summary>
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      ブログは、フランスに住んでいたときに少し、書いていた時期があるのですが、その時は、毎日アパルトマンの窓から見える空と、食べ物のことばかり書いていました。あまり長く続かず終わってしまったブログでしたが、改めて読み返してみると、その時の空気や時間を思い出したりします。ちゃんと続けていればよかったなあと後悔してもすでに遅し。一度そのブログを閉じて、新たにブログを始めたいと思いながら、月日が流れ、ようやく、SEPT BLEUSのサイトで気持ちを新たに、ブログを始めることになりました。日々のことをつらつら書くというよりも、テーマを決めて短いエッセイを書くようなつもりで、少しづつゆっくりと続けていきたいと思っています。よろしくお願いいたします。　
      
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